OCTO BANK(オクト銀行)について
名称 OCTO BANK
住所 Furqat ko’chasi 2, Toshkent, Uzbekistan
OCTO BANKの銀行URLは以下を参照いただきたい。
https://octobank.uz/ru/

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今回の口座開設担当者について
銀行口座開設をした担当者は、以下の条件で口座開設をした。
・短期旅行者(10日間、経由国なし)
・過去にウズベキスタン渡航歴、滞在歴がある。
・令和6年8月現在、ウズベキスタンにおける就労VISA等はない。
過去にウズベキスタン渡航歴、滞在歴はあるものの、コロナ禍を経て5年ぶりの渡航だった。
銀行口座開設に必要なもの
銀行口座開設にあたって必要な書類等は以下である。
パスポート | タシュケントでの宿泊先、SIM カード取得時、滞在登録証発行時、PINFL番号取得で提示を求められる。原本とコピーを所有していると良い。 |
滞在登録証 (レギストラツィヤ) | ウズベキスタン国内の宿泊先ホテルで発行してもらえる証明書。通常は即日発行だが、フロント担当によってはチェックアウト時発行となるため、口頭で伝える必要あり。 |
電話番号 (SIMカード) | 滞在登録証を所有していれば購入可能である。今回はBeeLineでSIMカードを購入した。 |
PINFL番号 (個人情報番号) | パスポート、滞在登録証、ウズベキスタン国内で使える電話番号を所有していれば発行可能である。氏名やパスポート番号、14桁の番号が記載された用紙。 |
ウズベキスタンにはUcell、UZ TELECOMなどいくつかの通信会社があるが、今回は「Beeline」でSIMカードを購入し、日本から持って行ったGoogle Pixel 6aに挿入して使用した。アクティベートなどは購入した窓口で行ってくれる。
必要書類入手の順序としては「滞在登録証取得→電話番号発行→PINFL番号取得」が最適である。
口座開設の手順
口座開設の手順は以下である。
- 滞在登録証、電話番号、PINFL番号を揃える。
- OCTO BANKの窓口に行って、口座開設したい旨を職員に伝える。
- 窓口で必要書類へ記入する。
- VISAデビット、HUMOカードの発行手数料を支払う。
- カードが発行され、暗証番号を設定する。
まずは前述のパスポート、滞在登録証、電話番号、PINFL番号を揃えてOCTO BANKの窓口まで向かう。
滞在登録証(レギストラーツィヤ)には氏名、生年月日、パスポート番号、ホテルの住所が記載されている。
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PINFL番号の用紙には氏名、パスポートの情報、14桁のPINFL番号が記載されている。

銀行の中に入ると右手に発券機があるので、銀行口座開設の旨を職員に伝えて発券をする。
そのまま自分の番号が呼ばれるまでロビーで待つことになるが、混雑状況によっては1時間程度待つこともある。筆者が行った際には特段混んでいたわけでもなさそうだったが、30分程度待たされた。待機番号が表示されたら受付窓口で必要書類へ記入する。申し込み用紙への記入内容については後述する。
必要書類への記入が終わったら職員に完了した旨を伝えて、VISAデビットカードとHUMOカードの発行手数料を支払う。今回はウズベクスムでの支払いをしたが、米ドルでの支払いも可能だったようだ。以下に支払いロビーの様子の写真を掲載する。

発行された2種類のカードを窓口で受け取り、VISAデビットカード用・HUMOカード用の暗証番号を設定する。
所要時間は約1時間であった。
申し込み用紙への記入内容
窓口での申し込み用紙への記入は、表面と裏面があり、質問事項に記載の言語はロシア語のみである。記入は英語(ローマ字)で可能である。
【表面に記入する内容(一部省略)】
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ロシア語 | 日本語 |
Имя, Фамилия, Отцовство | 名字、名前、父性 |
день рождения | 誕生日 |
Место рождения | 出生地 |
Адрес | 日本での住所 |
Фактический адрес | 滞在登録証記載の住所 |
Сфера деятельности | 社会における活動(職業) |
ПИНФЛ | PINFL番号 |
номер телефона | 電話番号 |
Адрес эл. Почты | メールアドレス |
номер телефона на который устоновлен Телеграмм | 電話番号 |
【裏面に記入する内容】
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裏面にはチェック欄が数箇所あったが、最下部には記入日と申込者のサインを書くのみであった。
また写真掲載はしていないが、その他にサインのみを求められる書類が3~4枚あった。
VISAデビットカードとHUMOカードの違い
今回、銀行のキャッシュカード兼VISAデビットに加えて、HUMOカードというものを発行した。これはウズベキスタン国内でのみ使えるVISAデビットのようなものであり、同時に発行する必要があるようだ。メインで使うのはVISAデビットカードのみで良いと思われる。
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口座開設にかかった費用
口座開設と2種類(VISAデビット、HUMOカード)の発行にかかった費用は以下である。
VISAデビット | 1,200,000 UZS(約94 USD、令和6年9月21日のレートで換算) |
HUMOカード | 100,000 UZS(約7.85 USD、令和6年9月21日のレートで換算) |
銀行内の支払い窓口で、両方のカードの支払いをする必要がある。VISAデビットは日本でもデビットカードとして使うことができる。HUMOカードについて現状はウズベキスタン国内でしか使うことができないようだ。
OCTO BANK銀行口座開設の難易度
今回、OCTO BANKの口座を開設した。筆者がこれまで開設したNBUやASIA ALLIANCE BANKよりもカジュアルな雰囲気である。窓口担当者は、外国人からの口座開設の申し込みは初めてと言っていたが比較的スピーディに手続きを終えることができ、必要書類記入~審査~口座開設までは約1時間程度だった。
必要書類を揃えておけば手続き等に時間はかからないため、良い銀行であるといえる。
申し込み書類が全てロシア語である点には注意が必要だろう。
ウズベクフレンズが提供する銀行口座開設サポートサービスでは、より短期間にサクッと口座開設が可能なおすすめの銀行を紹介している。
まとめ
最後に銀行口座開設にかかる日数/預金金利/モバイルバンキングなどについてまとめておく。
口座開設にかかる日数 | 即日~3日 |
カード取得までの日数 | 最短で即日 |
預金金利 | 定期預金などの設定はされていないようである |
モバイルバンキングの可否 | 2種類のアプリを使うことで可能 |
またモバイルバンキングも2種類のアプリを使うことで可能である。アプリの使用方法などについてはまた別の記事で紹介していく。
銀行アプリのインストールは以下のURLから可能である。
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